各地で「ハンゲショウ」が見頃を迎えたという
ニュースを耳にするようになりました。

この水辺や湿地に生えるドクダミ科の多年草は、
ちょうどこの開花の時期に合わせ、上部の2、3枚の葉の半分ほど
葉緑素が抜けて化粧をしたよう白くなるので「半化粧」。

七十二候で「半夏生」にあたることから、
「半夏生」と書くこともあるようですね。

花が咲き終わって夏の盛りの頃になると、白い部分は色落ちして
また緑色に戻るのだそうです。
機会があれば、是非このお洒落な葉っぱの不思議な変化を
観察してみて下さいね。

また、太陽暦では7月2日頃からの5日間、
この間に降る雨を半夏雨(はんげあめ)と呼び、
大雨が降りやすいのだそうです。

気まぐれな空模様に、どうかご注意を。